3次元流路を配置した自由な設計
難しいとされる複雑な形状や内部構造の製品を容易に製造できます。モデルデータを編集するだけで設計変更が可能なので、設計自由度が向上し、工数、コストも削減できます。短い納期と柔軟な設計変更への対応力が、製品の市場競争力向上に寄与します。
加速させる設備BOOST MACHINES
Exone The S-Max Pro/CMET SCM-800
Sand Casting MeisterSCM-1800,S-MAX Pro3D設計データを自動で成形
砂型3Dプリンターは、砂型積層造形装置とも呼ばれています。PCより作成した3D設計データを基にして砂を層状に積み重ね、立体モデルを作り出す技術です。この方法をバインダージェッティング方式と呼びます。紙のインクジェットプリンターの技術を応用して、バインダー(結合剤)を砂に吹き付けて固めていくことで立体モデルを成形します。手作業での工程が少なく、3D設計データを自動で成形する為、柔軟性、製作期間の短縮、コストの削減の観点から砂型3Dプリンターを用いた鋳造方法が注目されており、様々な業界で活用しています。KILTでは、国産初の砂型積層造形装置であるC-MET社製「Sand Casting MeisterSCM-1800」やExOne社製「S-MAX Pro」の計5台を保有し大型製品への対応が可能です。
最小肉厚部 | 2.5mm |
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寸法精度 | ±0.15%以内 |
試作期間 | 2.5ヶ月 |
最大造形エリア | 1,800×1,000×700㎜ |